METHODOLOGY

身体の動かし方

レッスンのベースはピラティスと動作法です。背骨を緩め、関節を滑らかに動かすために必要な柔軟性、筋力、そして認知を築くことをめざし、じっくり身体を動かしていきます。お客さまの中には、運動習慣がなかった方や運動への苦手意識の強い方、整形外科でのリハビリと合わせて取り組まれている方もいらっしゃいます。


ピラティス

ピラティスとは、ドイツ人看護師のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏がリハビリテーションとして考案したエクササイズです。ピラティス氏自身は、「コントロロジー」と称し、コントロールする学問と位置づけました。

 

具体的には、丁寧な呼吸を伴った全身運動です。身体のメカニズムを理解することや、意識的にコントロールすることを大切にしています。理想的な姿勢と動きを理解・イメージしながらエクササイズし、機能的にも構造的にも整った真に美しい身体をめざしていきます。

 

身体に負担がかからないこと、個々に合わせた調整が可能であることから、年齢や性別、体力や機能のレベルに関係なく、誰もが取り組めるエクササイズとして世界中に広まっています。


マスターストレッチ

マスターストレッチとは、イタリア人バレエダンサーのピノ・カルボーン氏が、バレエやピラティス、ヨガ、太極拳などさまざまなボディワークの要素を取り入れて開発したエクササイズです。

 

オリジナルのツールを履いて全身をじっくりコントロールしていきます。柔軟性だけでなく、筋力も養うことができます。軸感やバランス感覚を養えるというのも、マスターストレッチの特徴です。バレエ経験や年齢は問いません。脚のむくみや股関節痛、腰痛、肩こりなどの慢性的な不調でお悩みの方にもお勧めです。

 

ユズトユミでは、基本の動き(レベル1)のほか、レベル2・3も行っています。バレエダンサーには特別な内容でレッスンを組むことも可能です。


動作法(臨床動作法)

動作法は、日本で成瀬悟策氏が提唱した心理療法です。

 

動作法では『動作』を「自分自身が意図し、努力をして身体を動かすこと」と定義しています。動作(からだ)を変えることで、新しい認知(こころ)の形成を目指します。

 

脳性まひの肢体不自由改善のための援助法として始まりましたが、その成果を受け、さまざまな対象・領域へと適用範囲が拡大しました。不調な動作が改善すると、「不調を解消することができる自分」という認知が形成され、身体も心も明るく前向きになります。

 

多くの研究によって、統合失調症や抑うつ傾向など心理的問題や、腰痛や肩こりなど身体的不調の改善が報告されています。アスリートの心理トレーニングとしても成果をあげています。


バレエの上達やダイエットにも対応しています

首・肩、腰、膝などの痛み、肩甲骨や股関節周りの動きの悪さ、脚のむくみやO脚、そしてそれらに伴う姿勢不良など、改善したい身体の悩みを踏まえてサポートさせていただきます。

 

バレエの上達やスポーツパフォーマンスの向上、ダイエットなど、具体的な目標がある方には、特別なメニューの対応もしております。お気軽にお問い合わせください。


Tools

身体を動かすときに使うもの

マスターストレッチ

このオリジナルのツールを履いて、足底から全身をじっくりコントロールしていきます。脚のかたちやむくみが気になる方はもちろん、姿勢改善を目指す方、肩こりや腰痛でお悩みの方にもお勧めです。


フォームローラー

姿勢や関節のリセットに役立ちます。背骨の適度なカーブや、骨盤の適切な角度を取り戻します。股関節や肩周りの可動域を改善するための動きもしっかりと行っていきます。


ランブルローラー/ビースティ・ボール/アキュボール/スティック  etc.

さまざまなセルフボディケアツールを使用します。慢性的な疲労感や痛みのケアにはもちろん、身体の状態に向き合うためにも有効なツールです。レッスンはじめに使用することで、トレーニングをより充実したものにします。


バランスボール

不安定さを活かして、深層部の筋肉の強化や、凝り固まった筋肉のストレッチを行います。関節の本来どおりの機能を取り戻し、真に整った姿勢を目指します。バランス感覚や柔軟性に自信のない方にも無理なく動いていただけます。